世界の車装から vol.69|とうとう、うちのWIRAがオーバーヒート!!

コタキナバルでよくあるのが、

渋滞の先頭に故障車が止まっていて

ボンネットを開けている光景です。

 

これを見るたびに、

いつか自分もそうなるんじゃないかと

思っていましたが、先日ついになりました。

 

家族3人でドライブ中、

何かエンジンの力がないと思っていたところ、

幹線道路途中でエンジンストップ。

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ボンネットからは、白い煙が出ています。

 

1週間前、Pollin温泉に行く前に

冷却水のチェックはしたばかりなので、

まさかとは思いましたが、

 

オーバーヒートでした。

 

冷却水は、すっかりなくなり、

メーターは、レッドゾーンです。

 

一番右側のUターン車線まで寄せましたが

後ろには、5,6台の列がができています。

 

日本だとクラクション鳴らされたり、

白い目で見られそうで、

すごくあせりますが、

 

コタキナバルでは、むしろ、

大丈夫か? と声をかけてくれます。

 

たいがいは、マレー人で

何を言っているかわかりませんが、

心配してくれていることはわかります。

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彼らの忠告もあり、道路の向かい側の

家から水をもらうことにしました。

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快くペットボトルと水を分けてくれました。

本当に親切で助かります。

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温度が下がってから、

水を補給し、

再びエンジンがかかったのが

1時間ぐらいたってからでしょうか?

 

しかし、オーバーヒートのために

エンジンは、損傷しているらしく、

アイドリング状態になると、

止まってしまいます。

 

家まであと3㎞ぐらいのところで、

とうとう動かなくなりました。(イナナン地区)オーバーヒート現場マップ字入り

 

今度はラウンドアバウトの先頭です。

だんだん後ろの車がつながってきます。

自分もあせってきます。

 

妻に運転を代わって

車を押すことにします。

 

すると、すぐ後ろのピックアップトラックから

マレー人のおじさんが降りてきて、

自分の車はそのままにして、

一緒に押してくれます。

 

なんとか安全なところでまで、

押してくることができました。

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しばらくエンジンを休ませます。

 

30分後ぐらいに再び始動し、

何とか家にたどり着くのですが、

 

後ろから車に乗ったマレー人の

お兄さんが何か言っています。

 

なぜかぼくのカバンと財布と

免許証を持っていて

『悪いけど見させてもらったよ』

とマレー語でたぶん言っています。

 

ぼくらは、何が起こったのかわからず、

しばらくポカンとしてしまいます。

 

実は、最後にエンストしたイナナンで

後ろのドアを開けたまま、

知らずに発信し、慌てて閉めたのですが、

そのとき、カバンを車から落としたようです。

 

彼は、3㎞もの間、ずっと、

追っかけてきてくれたのでした。

 

しかも、イナナンでお金をおろしたばかりで、

いつもよりたくさんのお金が入っていました。

 

普通なら、盗られてもしょうがないところです。

日本でもなかなかここまでのことは、

ありません。

 

今回のオーバーヒートは、悲惨でしたが、

その分いっぱい、マレー人の親切に

触れることになりました。

 

彼らにとっては、おそらく特別親切にしている

ということではなく、ごく普通の自然のこととして

親切なんだと思います。

 

とても考えさせられる出来事でした。